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bluesoyaji’s blog

読書、化石採集、大学入試問題の分析、国語の勉強方法、文学、音楽、学び方などを書いています。少しでも高校生や受験生のみなさんの役に立てばうれしいです。

疲れが取れない人におすすめします。「疲れない身体」をいっきに手に入れる本 藤本靖著 講談社+α文庫 を読んで

疲れが取れなくて、いつも身体も心も何となく重いので、タイトルに惹かれて読んでみた。


身体感覚を鋭くして、身体の使い方をチューニングする方法が、たくさん紹介されている。


その中で、3つ、声の出し方、人と会うとき疲れない方法、呼吸法について紹介する。

 

読みやすくするため、引用の一部の表記を変えています

 

話し上手になる声の出し方

話そうとすると緊張するのは、普段の呼吸の浅さが強調されるから。
もう一つは、いいたいことをうまく伝えられないから。
これは、頭が回らないからだ。

 

頭が回る声の出し方は、
「口だけでなく、鼻(鼻腔)も含めて発声すること」

 

目の下、目の上、こめかみ、後頭部の4か所を同時に響かせて、その振動が360度全方向の空間へと広がる感覚を持つ。

 

鼻腔に響かせて声を出すと頭がクリアになってすっきりするので、楽しい気分で筋道の通った話ができるようになる。

 

教えるという仕事がら、発声やボイストレーニングの本をたくさん読んできた。

どの本も参考にはなったが、その方法が難しくて、身につかなかったり、続かなかったりしてきた。

 

この鼻腔に響かせるという方法は、やりやすいし、覚えやすい。
ただ、話に熱が入ると、鼻腔を意識することが抜けてしまう。
何度もやってみて、意識するクセを身につけようと思う。

 


おへそセンサーの使い方

人と会うと疲れるのは、
緊張するから。
根底にあるのは不安。
人に相対したときに「安心感」を感じられないから、身構え、緊張せざるを得ない。

 

頭でいくら「安心だよ」といい聞かせても、身構えて緊張するという身体の無意識の反応を止めることはできない。

 

自分のおへその上に両手を重ねておく。
そして、そこに自分のおへそがあるということを感じて自分の呼吸に意識を向ける。

 

呼吸が深くなって、胸が柔らかく動くのが感じられる。

おへその存在を感じてリラックスしているこの感覚が「身体が安心している」状態。

 

「自分のおへそと相手のおへそがひもでつながっているような感覚を持つ」こと。

 

おへそセンサーでつながって話していると、普段より相手に親しみを感じて、また自分の身体がリラックスして居心地がよいので、いつまでも一緒にいたいと感じるかもしれない。

 

おへそセンサーという言葉にインパクトがある。


頭で安心と言い聞かせても、身体は無意識に身構えるとあるのが納得する。


ひもでつながっているような感覚をどう感じられるのか、これは実践を積み重ねる必要がある。
相手を選ぶトレーニングかもしれない。

 

最後は、呼吸法について。

 

ストロー呼吸

ストローから息を吐くように呼吸するということだけを意識していればよい。

ストロー呼吸を行うと、自分自身をしっかりと支える感覚が生まれるので、ストレスに対して必要以上に身構えて緊張したり、呼吸を止めてしまったりすることがないので疲れにくくなる。

自分をしっかりさせることが必要なあらゆる状況で、ストロー呼吸は役に立つ。

 

これは簡単ですぐに実践できた。
このストロー呼吸は単純で効果もわかりやすく、よい方法だ。

 

この本は、一気に読み終えるよりも、気になる方法を試してみて、その都度、身体感覚をつかむようにした方がよい。


私は読み終えるまで、かなり時間がかかった。
自分の症状に対応した箇所を熟読して、身体で確かめるという読み方をおすすめします。

 

「疲れない身体」をいっきに手に入れる本 目・耳・口・鼻の使い方を変えるだけで身体の芯から楽になる! (講談社+α文庫)